成功率はたったの2割!?失敗しないITマネジメント術

ITプロジェクトの成功率は2割

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企業のITプロジェクトを追跡調査した結果によると、成功したといえるITプロジェクトは全体の約2割にとどまっています。スタッフが必死になって完成までこぎつけたプロジェクトでも約8割は成功とはいえない結果に終わっているというのは残念な数字ですが、ITプロジェクトというものが非常に難易度の高いものであるということを調査結果は示しています。

成功率が2割と入っても残りの8割がお蔵入りになってしまったわけではなく当初の希望をすべて満たすものではなかったり予定よりも納期が遅れてしまったものも含まれていますが、それでも成功率2割というのは非常に低い数字です。

ITプロジェクトは失敗するものである

ITプロジェクトの成功率がたったの2割、という調査結果からわかるのは「ITプロジェクトというものはうまくいかないことのほうが多い」という事実です。なぜITプロジェクトがうまくいかないのか、という悩みはほとんど意味がありません。

ITプロジェクトはうまくいかなくて当然で、成功したプロジェクトのほうが例外的な存在なのです。予算、時間、人員などうまくいかない原因はいろいろ考えられます。どんな理由にせよそもそもITプロジェクトは失敗する確率が高いのですから、うまくいかないことを前提にマネジメントすることが成功率を高めるコツです。

失敗を前提にマネジメントする

ITプロジェクトの計画をたてるときにやりがちな失敗が、すべての条件がうまくいくことを前提にした計画立案です。効率を追い求めるのは重要ですが、プロジェクトに失敗はつきものです。SEに欠員が出る、予定通りの機材が揃わないなどトラブルが一切起きないプロジェクトはありえません。優秀なプロジェクトマネージャーほど失敗を前提に計画をたてるものです。

スケジュールや予算に十分余裕を持たせることは難しくても、工程表の中に全くゆとりがない状態ではプロジェクトを失敗に導いているのと同じです。プロジェクトにまつわるリスク要因は何かをマネージャが理解していないと失敗を前提にプロジェクトを運営することはできません。

多岐にわたるリスク要因をすべて洗い出し、どの要因がどの程度プロジェクトに影響をあたえるのかをチェックしてリスクを織り込んだ行程表を作成してください。

ITプロジェクトの行方を握るのは優秀な人材

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ITプロジェクト成功のカギを握るのはズバリ「人材」です。優秀なITエンジニアをどれだけ抱え込めるかによってプロジェクトの成否が決まると入っても過言ではありません。小手先の対策をするよりも優秀なキャリアを持つITエンジニアの獲得に力を入れるのが成功のコツです。

プロジェクトの価値を示して人材を集める

優秀な人材を集めるには十分な年収はもちろん、それ以外の条件も充実させなくてはいけません。年収は大切なポイントですがITエンジニアはキャリア形成を目的に転職するケースも多く、キャリアにつながらない転職はそれだけで敬遠されてしまいます。

プロジェクトに関わったスタッフの氏名を公表するなど、プロジェクトに参加することが将来的なキャリア形成にプラスになることを求人広告でアピールすると募集が集まりやすくなるでしょう。

プロジェクト終了後に転職されるリスクは有りますが、ITエンジニアはもともと人材の流動性が高く、プロジェクト単位で契約するSEは珍しくありません。必要な人材を必要なときに必要なだけ集められるのもITマネジメント力です。

職務範囲と権限は明確に

ITエンジニアは自分の仕事に誇りを持っていますが、多くの現場ではITエンジニア日本らいの仕事ではない雑用などもやらせているのが現状です。優秀な人材を集めたいなら求人広告に職務範囲と権限を明記し、事前に合意した以外の仕事は一切求めないことを確約しましょう。

必要な人員が増えるリスクはありますが、ITエンジニア日本らいの行にに専念させることでプロジェクトの効率は確実に向上します。職務範囲と権限を認める代わりにそれぞれの担当業務に責任を持たせることになりますが、納期と水準が守られるかはITマネージャーとしての腕の見せどころです。

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