IT業界での転職体験記(失敗談)

私は39歳の男性です。プログラマーの過去の転職失敗談になります。一言でIT業界と言っても、職種、クライアントの業務で前提となる業務の知識、担当する開発の範囲、開発手法、などは多岐に渡り当たり前ですが、会社によって全然違います。それを改めて痛感した転職体験となりました。そもそも自分に「何が得意」で、「何ができないか」、そして「今後どうしたいか」がはっきりしていないとかなりの確率で失敗します。

ここは給料以上に大切な認識であり、はっきり洗い出せていないと転職後も仕事でのモチベーションが続かないです。例えば給料が上がるので上流工程にステップアップしたいと安易に考えると痛い目に会います。従業員20人の受託開発ベンチャーから従業員100人の大手SIerの子会社に転職しました。担当範囲は開発メインのプログラマーから基本設計、詳細設計のSEになりました。

プログラムに触るのは基本設定段階でのデモ、保守や外注先のバグFix程度になりました。そもそも転職のきっかけは残業が多く、またプロジェクトが属人的で管理されておらず、慢性的に消耗していた為、もう少し大きいな規模の会社でプロジェクトがしっかり管理されているところで働いてみたいという思いからでした。今思えば、かなり安易な考えです。

実際に転職してみると給料は上がったものの、開発のみならず運用までやらされ、土日で運用当番がありました。面接時に説明はなかったです。役員、上層部が開発者出身ではない為、プログラマーの視点からプロジェクトを考察できない、また開発手法がアジャイルではなくウオーターフォールモデルだった為、手戻りが発生すると工数がかかる、開発を外注していたため外注管理や後の保守が大変など、SIerでありがちなデメリットが多数出てきました。企業文化も違うので戸惑いました。硬い会社の社風で風通しも悪く自分には向いておりませんでした。

その会社がスーツで仕事するのか、私服でOKなのかでおおよそ会社の文化がわかり、相手にするクライアントの業界やタイプもわかります。また開発言語は何か?開発手法は?テスト方法は?などで事前にその会社の技術動向に対するアンテナ高さが推測できます。ギークが多いのか?それともドキュメンだけを作るSEが多いのか?社内ではメールでコミュニケーションとるのか?それともSlackなのか?会議は多いのか?全然雰囲気が違ってきます。良い悪いかではなく、つまるところ「自分はどうしたいか?」です。私は、「こんな事だったら前の会社でプログラミングのスキルを磨いた方が後々自分の市場価値を見出せた。」そんな思いで、失敗を痛感しました。

やはり自分にはプログラミングという開発工程が一番向いており、満足度が高かった事を改めて認識させられました。失敗したの会社のせいではなく自分の適正を見出せてなかったのが原因でした。ここは実際に色々な会社を見て失敗してみないとわからない部分ではありまが、現場が辛いから逃げるの転職ではなくせめて「自分は何がしたくないのか?」ぐらいもう少し掘り下げるべきではありました。以下、今後転職を考えている方へ是非自分に対して質問して欲しい事です。

自分はどんな分野(言語でもOSでもDBでも)が得意か?得意とはそのスキルがどこの現場でも再現可能という意味であリます。また「何が苦手か?」で「何をやりたくないか?」ここは是非正直に洗い出して欲しいです。「こういう上司の下で働きたくない」「残業が嫌だ」、「保守、運用がしたくない」などなんでもいいと思います。かなりわがままに洗い出した方が求人案件も絞れますし、後々転職活動において無駄がなくなります。

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