就職活動で落とされた企業に転職した話

私は専門学校卒のSEです。専門学校でプログラミングやデータベースを学び、20歳で就職活動に挑みました。しかし専門学校で専門の分野を学んだは良いものの、高校や大学で勉強する基本的な学科を蔑ろにしており、10数社の企業から筆記試験で採用を見送られています。

なんとか内定を頂いた企業は専攻を問わず大量募集をしている中小企業で、初任給はそれまで面接をして頂いた企業よりも遥かに低い金額でした。10数社もの企業から採用を見送られ就職活動に対するモチベーションが低下してきた私は仕方ないと思いながらも内定を頂いた企業に就職するのですが、先輩社員のモチベーションの低さや、何年勤続しようと雀の涙ほどしか増えない給料。

先輩からも残業で給料を増やすしかないと言われ、2年間は続けたものの身体や精神はボロボロになっていました。転機が訪れたのは3年目です。私が新卒で入社した企業はITアウトソーシングとして、他の企業や団体に常駐しながらシステム開発や運用管理を担うのですが、とある大手のビジネスソリューション企業への常駐が決まりました。

今まで常駐してきた先の中でも最も大きい企業だったので、私の所属する企業だけでなく他の企業も常駐しており同じチームとしてキックオフしたのです。そしてなんと、私が配属されたそのチーム内に、私が就職活動をしている時に採用を見送られた中小企業が含まれていたのです。メンバーの方々は私よりも歳が一回りほど上だったのですが、話しやすく頭も切れる非常に優秀な人達でした。

私のチームではデータベース及びスクリプトの生成がメインの業務だったのですが、私は専門学校時代からデータベースの扱いには長けていたので、チーム内でもかなり良いの業績を残し、他メンバーの作業を手伝う余裕もあったので、所属部署のみならず他企業のチームメンバーからも高評価を頂いていました。システムの構築が終わり運用管理のフェーズに移行すると、チームメンバーは徐々に別の常駐先へと向かい始めチームはバラバラになります。

私が就職活動で落とされた企業のメンバーの方も同じ職場を離れる日が決定しました。私はそれまで就職活動で落とされた過去を口外していなかったのですが、チームが解散するのをキッカケにその過去を告げると、なんと非常に興味を持ってくれました。彼らは同じチームメンバーとして私を非常に評価してくれており、また一緒に仕事をしたいとも言ってくれました。

私は自分が所属している企業の給料や待遇に納得がいっていないと告げると、なんと転職する意思があるなら人事に話しておくと仰ってくれました。一度は憧れた企業だったので、迷わずに転職させて欲しいと告げると、早速面接の日程を組んでださり即採用を頂けました。引継ぎ期間は2ヶ月になりましたが、新卒で入社した企業は常に人材を大量募集している従業員10,000人を超える企業なので引き止められることもなく、50数名のベンチャー企業へ転職で給料が上がり、且つ責任の大きい仕事にも携わらせて頂いています。

こちらのコラムも人気です!