フィールドエンジニアから営業マンへ!

私は、工業系の学校を卒業した後、すぐに某大手メーカーのSIerへITエンジニアとして就職しました。特に、ITインフラ回りを担当するエンジニアでした。

ネットワークやサーバー構築、OS周りのメンテナンスなどです。全国に支店のある会社だったので、地元を離れて都市部で仕事をしておりましたが、私自身元々独立志向が強かった(雇われ仕事が非常に苦手だった)こともあり、入社して数年後には退職と起業を考えて仕事をしていました。当時の先輩で心から尊敬できる方がいたのですが、自分自身の気質や生き方を考えた場合、やはり起業という選択肢は外せないな、という思いでした。

3~4年働いた後で地元に戻り、WEB制作などのITに関連する業務をフリーで請けるなどしていたのですが、実際にフリーで働いてみると、自分自身の考えの甘さに気づかされました。2つのスキルが足りなかったのです。1つ目は営業(セールス)のスキル。というよりも新規顧客開拓のスキルです。技術者時代は、お客様先へ不定期的に訪問し、世間話をしながら仲良くなっていくことのが苦ではなかったので、自分でも顧客開拓できるだろうと思っていましたが、全くうまくいきませんでした。

2つ目は、稼ぐスキルです。具体的には自分の持つ能力や知識をお金に換えるスキルです。前職の経験から、自分自身の技術には少し自身があったのですが、それは案件やお客様の課題があって初めて活かせるものだと思います。前職時代、なんとなくそうだと感じてはいたものの、実際にフリーになった時は、それを身をもって体感しました。その結果、前職を退職する前に、ある程度の貯金は持っていたのですが、数か月で資金がなくなるという悲惨な想いをしました。

そして、やはり営業のスキルと稼ぐ力(経営)をしっかり身に付けなくては独立して生きていけないと感じ、営業として再就職する道を選びました。その中でも、独自性の強い製品を持つベンチャー企業を選択し、営業のイロハから学ぶことにしました。経営に関するサービスを販売している会社に入社し、マネジメントまでお任せいただけるようになりました。

エンジニアとして働いていた頃とは、考え方も日々の業務もガラッと変わりましたが、一番は自分自身が何をやりたいかだと思います。今の仕事で自分がやりたい仕事を実現できているのであれば続けた方が懸命だと思いますし、逆に何かの理由で我慢を強いられているのであれば、転職や独立を選択肢として考える方が、自分自身のためではないかと思います。

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